幼稚園の送迎バスにはねられ、1歳児が死亡

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6日朝、兵庫県西宮市内の市道で、幼稚園の送迎バスが1歳の男児をはねる事故が起きた。男児は近くの病院に収容されたが、頭部を強打したことが原因で死亡した。警察では送迎バスを運転していた70歳の男を逮捕している。

兵庫県警・甲子園署によると、事故が起きたのは6日の午前8時50分ごろ。西宮市小松西町2丁目付近の市道で、同市内にある私立幼稚園の送迎バスが園児を乗せて発進しようとしたところ、車体右側に回りこんでいた1歳の男児をはねた。

男児はすぐに近くの病院に収容されたが、頭部を強打したことが原因で約2時間後に死亡。警察では送迎バスを運転していた70歳の男を業務上過失致死容疑で逮捕している。

死亡した男児は、バスに乗車する兄2人と一緒に母親に連れられて現場に来ていた。母親は兄2人をバスに乗せることに気を取られており、男児が車体右側に歩いていったことは気がつかなかったという。

バスの発進時、男児は右前輪と右後輪の間にしゃがみこんでいたとみられ、運転していた男も調べに対しては「まったく気づかなかった」と供述している。送迎バスの車体は犬を模した形状になっており、子供からの人気は高かったようだ。

《石田真一》

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