トヨタ自動車の渡辺捷昭社長は17日のレクサス『LS600h』シリーズ発表の席上、1997年末から発売したハイブリッド車の世界累計販売が今月初めで100万台に達したことを明らかにした。
トヨタは同年に初代『プリウス』を、世界初の量産ハイブリッド車として投入。その後、車種展開を拡大し、17日発表したレクサスの旗艦モデルである『LS』にも設定した。
渡辺社長は、ハイブリッド車は「21世紀のキーテクノロジーであるので、鋭意開発に取り組んでいく」と強調。そのうえで、「今後2010年代のできるだけ早期に車種を倍増させ、販売も年間で100万台に拡大したい」との目標を示した。