並走するクルマに弾き飛ばされ、路外に転落

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4月30日深夜、兵庫県淡路市内の神戸淡路鳴門自動車道下り線で、第1車線を走行していた乗用車が第2車線のクルマと接触。乗用車は弾き飛ばされ、のり面に乗り上げた後、約16m下の雑木林に転落した。クルマは大破、乗っていた女性2人が重軽傷を負っている。

兵庫県警・高速隊によると、事故が起きたのは4月30日の午後10時40分ごろ。淡路市育波付近の神戸淡路鳴門自動車道下り線で、第1車線を走行していた32歳女性が運転する乗用車が第2車線側に斜行。第2車線を走ってきた33歳の男性が運転するワゴン車と接触した。

乗用車はワゴン車によって右後方から押し出されるような状態となり、道路左側に突進。そのまま路肩側のり面に乗り上げて約40m走行し、これが切れたところで路外に逸脱。道路から約16m下の雑木林に落ち、ようやく停止した。この事故によってクルマは大破。助手席に同乗していた40歳の女性が腰を強打し、脱臼する重傷。運転していた女性も胸部打撲の軽傷を負っている。

現場は片側2車線。警察では女性がハンドル操作を誤り、第2車線側に逸脱したことが事故の原因になったとして、女性の回復を待って業務上過失傷害容疑で事情を聞く方針だ。

《石田真一》

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