ペダル踏み間違えが被害拡大 衝突事故を起こしたクルマが暴走

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13日午後、島根県松江市内の市道で、駐車場から進出してきた際に衝突事故を起こした軽乗用車が暴走。歩道に乗り上げるなどして走り続け、自転車やクルマと衝突を繰り返す事故が起きた。一連の事故で6人が重軽傷を負っている。

島根県警・松江署によると、事故が起きたのは13日の午後2時45分ごろ。松江市東朝日町付近の市道で、道路に隣接するショッピングセンターの駐車場から進出してきた74歳男性運転の軽乗用車が右折しようとしたところ、直進中のクルマと出会い頭に衝突した。

クルマはこの直後から暴走を開始。歩道に乗り上げて約100m走行し、この間に自転車に乗っていた男子高校生2人を次々とはねた。クルマはその後も止まらず、ワゴン車と衝突。最終的には工事現場に止まっていた重機に衝突して大破。ようやく停止した。

この事故で暴走していた軽乗用車に乗っていた2人(運転手含む)と、自転車の男子高校生1人が骨折などの重傷を。ワゴン車に乗っていた3人が打撲などの軽傷を負っている。警察では軽乗用車の男性がアクセルとブレーキを踏み間違えたことが事故を拡大させる原因になったとみている。

《石田真一》

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