加藤電機は、カーセキュリティの人気ブランド「VIPER」シリーズから新保安基準VAS対応の4機種を2月1日から発売を開始する。
VASはカーセキュリティの新しい保安基準で、2006年7月からスタートする。VASに適合する盗難発生警報装置でない場合、車検は通らなくなる。VASは主に作動環境基準で、たとえば車外の気温−40度から+125度、サイレンの音量は100db以上の基準をクリアする必要がある。
今回販売される機種は、『VIPER1000V』『VIPER2000V』『VIPER5000V』『VIPER350V』の4機種。価格はオープン。実売価格は順に6万3000円、7万3000円、9万4000円、5万2000円ていどと予想される。
VIPER1000Vは、ハイセキュリティリモコン(コードポッピングタイプ)を備えたハイエンドモデル。リモコンIDは7378京を越え、コードのコピー防止を対策するコードポッピング機能を搭載。また、2段階衝撃センサー、ドアトリガー、ボンネットトリガーなど5種類のセンサーとイモビライザー機能を持つトータルセキュリティモデル。
VIPER2000Vは、単方向リモコン(特小タイプ)を備えたハイエンドモデル。リモコン通信距離は理論値約1km(見通し最大約200m)を実現。長距離によるリモコン操作を可能にしている。2段階衝撃センサー、ドアトリガー、ボンネットトリガーを初めとする5種類のセンサーとイモビライザー機能を持つ。
VIPER5000Vは、双方向リモコン(特小タイプ)を備えたハイエンドモデル。リモコン通信距離は理論値約3km(見通し最大約500m)を実現。車両への異常をリモコンへアンサーバックする機能を今回のシリーズの中で唯一持つモデル。2段階衝撃センサー、ドアトリガー、ボンネットトリガーを初めとする5種類のセンサーとイモビライザー機能を持つ。
VIPER350Vは、単方向リモコン(特小タイプ)を備えたエントリーモデル。リモコン通信距離は理論値約1km(見通し最大約200m)を実現。長距離によるリモコン操作を可能にしている。2段階衝撃センサー、ドアトリガーを初めとする4種類のセンサーとイモビライザー機能を持つ。
今回の4機種はともに次世代テレマティクス通信システム「TERRA TA-2V」に対応している。