ホンダ、燃料電池車「FCXコンセプト」発売へ 2008年

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ホンダ、燃料電池車「FCXコンセプト」発売へ 2008年
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ホンダは25日、開発中の新型燃料電池車『FCXコンセプト』の走行をメディア関係者に公開するとともに、2008年に日米で限定販売を始めると発表した。

FCXコンセプトは05年の東京モーターショーに参考出品された4ドアセダンの燃料電池車。公開された走行可能モデルは、参考出品されたモデルと同じデザインに仕上げられている。

出力100kWのFCスタックは、水素や水を上から下に流す方式を採用することで現行の市販モデル『FCX』搭載タイプに比べ、容量で20%、重量は30%の低減を実現した。また、駆動モーターもモーター軸とデフ軸を同軸にすることでコンパクトにし、パワー装置全体では180kgの軽量化を図った。

軽量・コンパクト化により室内空間は大人4人がゆったりと座れるよう、現行モデルより大きく改善されている。福井威夫社長は車両原価について「年20台から30台の生産規模で1億円を相当割り込むレベルになった」と、コスト低減も着実に進んでいることを示した。

《池原照雄》

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