覆面パトカー、容疑者の追跡中に自転車と衝突

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17日深夜、愛媛県松山市内の国道11号で、飲酒運転の容疑車両を追跡していた捜査車両(覆面パトカー)が、道路を横断中の自転車と衝突する事故が起きた。自転車に乗っていた18歳の男性が軽傷を負ったが、クルマはこの隙に逃走した。

愛媛県警・松山南署によると、事故が起きたのは17日の午後11時30分ごろ。これより以前の午後11時25分ごろ、松山市南久米町付近の国道11号で同署が飲酒検問を行っていたところ、酒を供する飲食店の駐車場から出てきた乗用車が、検問をすり抜けるように逃走した。

このため、待機していた覆面パトカーがサイレンと赤色灯を使用した状態で追跡を開始したが、松山市中村1丁目付近の国道11号交差点を進行する際、青信号に従って道路を横断してきた自転車と出会い頭に衝突した。自転車に乗っていた18歳の男性は転倒した際に足などを打撲する全治2週間程度の軽傷を負った。

追跡されていたクルマは事故の混乱に乗じ、そのまま現場から走り去っている。

警察では業務上過失傷害容疑で覆面パトカーを運転していた29歳の巡査長から事情を聞いている。

《石田真一》

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