イスラム教徒の女性もベールをとって…運転免許試験

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イギリスで運転免許試験を実施するDSA(Driving Standard Agency)は9月より、イスラム教徒で、目以外の顔の部分が隠れるようなベール(Nikabとも呼ばれる)を着用している女性は、試験の際にベールをとることを義務づけることにした。

DSAは、ベールで顔が見えないことを利用して、本人以外の女性が免許の試験を受験することを防止することを、その理由にあげている。DSAでは、2005年260人、今年もこれまでに250人が身代わり受験の疑いがあるとして調査を行ったという。

ただしDSAでは宗教的な権利を侵害しないように入り配慮しており、ベールをとる必要があるのは本人確認をする時だけで、その際には女性の試験官だけが立ち会うことになっている。

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