8月24−25日、東京の科学技術館で「クレイモデルエキシビジョン2006」が開催された。参加学生の中で唯一の女性である名古屋芸術大学の岡田美緒(おかだみお)さんは「紙上のモノを立体にすることはとても難しい」とコメント。
クレイ(粘土)モデルを展示するだけでなく、学生デザイナーとプロのモデラーが組んで、現場で実際にモデリングを行なうという企画。
「チームでやることなので、自分の意図を相手に伝えることが大変。しかしモデラーさんとコミュニケーションをとりながら進めることで、モデラーさんが自分の意図をくみ取ってくれるので、思ったものができそう」と岡田さん。
モデラーも女性であることから、女性チームならではのやさしいモデルができそうだ。岡田さんは「エキシビジョンを体験して、モノを造る楽しさを再確認した」とも。