フォルクスワーゲン・グループ・ジャパンは、フォルクスワーゲン初の本格高級SUV『トゥアレグ』の装備を充実し、24日から販売を開始した。今回の装備のアップグレードに伴ってモデル名に「シュトルツ」を付加し、「トゥアレグV6シュトルツ」、「トゥアレグV8シュトルツ」とすることで、従来モデルとの差別化を図る。
今回装備を追加したV6シュトルツ、V8シュトルツは、パワートレイン、シャシーなどの基本スペックは、従来モデルそのままに、エクステリアは7月に発表した特別限定車「トゥアレグ W12 エクスクルーシブ」と同様のエクステリアデザインパッケージを採用した。
具体的には、エアロバンパー(フロント/リヤ)、サイドシルエクステンション、ルーフエッジスポイラー、クローム フロント エアインテークなどを採用して、スポーティ感を強調し、アルミホイールも一新した。
インテリアでは、V8には標準、V6にはオプション設定されているウッドパネルが、Vavona(ヴァボナ)ウッドに変更され、レザーシートカラーは従来のアンスラサイト、ベージュの2色に加え、チークも選択できるようになった。全車にステアリングヒーターも標準装備した。
V8には、チルト機構付電動ガラス スライディングルーフと、従来のV8モデルでのオプション装着率が9割を超えていたCDCエアサスペンションを標準装備(V6はオプション設定)した。
価格は、V6シュトルツが529万円、V8シュトルツが729万円。