最もアピール度の高いクルマはポルシェ

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米国で行われた最新のJDパワーによるAPEAL調査の結果が発表された。APEALとは文字通り、新型車の中で最もユーザーへのアピール度が高いクルマを調査するもの。このAPEALの調査結果と、発売後の販売成績には明確なリンクがあり、評価が高いクルマは発売直後の売れ行きが高いことが経験的に証明されている。

2006年のAPEAL調査でトップブランドにランクされたのは、ポルシェ。ポルシェは最新のJDパワーによる初期品質調査でも同じくトップ評価となっている。

ポルシェでは新型『ケイマン』がコンパクトプレミアムスポーティカーでトップ、また『カイエン』がプレミアムミッドサイズマルチパーパスアクティビティビークルでトップとなった。

また今回評価が高かったのは日産で、『ムラーノ』、『タイタン』、『アルマーダ』の3つのモデルがセグメントのトップと評価された。

一方ビッグ3は19のセグメントのうちトップ評価となったのは2つ(フォード『マスタング』、フォード『フュージョン』)のみだった。ビッグ3のドル箱とも言えるクロスオーバー、ピックアップトラックのセグメントでは、すべてのカテゴリーで日本車がトップあるいはトップタイ、という結果となっている。しかし一時人気を伸ばしていた韓国車は、今回の調査では平均以下の成績にとどまった。

一方今回の調査で「最も改善が見られたメーカー」と評価されたのはフォルクスワーゲンで、ポルシェ、日産に継ぐ3番目の評価だった。ちなみに4位はレクサス。さて、この結果が今後の売り上げにどうつながるのか、注目したいところ。

《Sachiko Hijikata, US editor》

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