駐車監視員を脅した男を逮捕

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広島県警は18日、駐車違反の取り締まりを行っていた民間の駐車監視員を脅迫して業務を妨害したとして、45歳の男を公務執行妨害容疑で逮捕した。男は駐車監視員とトラブルを起こしたことは認めているが、脅迫的な言動は否定している。

広島県警・広島東署によると、事件が起きたのは9日の午後3時ごろ。広島市南区比治山町付近の市道で、警察から委託を受けた民間会社に所属する43歳の男性駐車監視員が違法駐車の摘発を行っていたところ、自分のクルマを取り締まられそうになった45歳の男が駆け寄り、「何をしてるんだ、痛い目に遭わせるぞ」などといった脅迫的な言動を浴びせた。

男はクルマのハザードランプを点灯させ、勤務する会社の事務所から威圧的な態度で様子を伺い続けたため、結果的に取り締まりができなくなったという。身の危険を感じた駐車監視員は現場から引き上げ、警察に顛末を報告したという。

警察ではナンバープレートを元に男を特定。公務執行妨害での逮捕に踏み切ったが、男は「トラブルがあったことは認めるが、脅迫はしていない」と容疑の根本部分を否認している。

《石田真一》

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