自動車の速度を計算する速度監視カメラ

自動車 テクノロジー ITS

イギリスで、自動車の速度を計算する監視カメラ・システムを導入する計画が進んでいる。複数のカメラを使用し、自動車がある道路に入った時刻と出ていった時刻から速度を計算し、違反車に罰金を課すシステム。速度監視カメラのあるところでは速度を落とし、それ以外のところでは速度違反をするドライバーを取り締まるのに有効という。

導入が予定されているのは、制限速度20マイル/h(時速32km/h)以下の住宅地などの低速度の道路。こうした道路を抜け道として利用して、速度違反をするドライバーを取り締まるのが狙い。

カメラは、自動車のナンバーや道路に進入・退出した時刻などのデータを、無線で情報集積センターに送り、複数のデータを照合して速度違反しているかどうかを計算する。すでにロンドンのカムデン地区などで試験運用が進められており、11月には承認され、2007年初めには運用が開始されると予定という。

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