妹に身代わり出頭を頼むも…バレた

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岡山県警は10日、免許停止期間中に無免許運転を行って事故を起こし、それを隠蔽する目的で身代わりを立てた29歳の女を業務上過失傷害、犯人隠避教唆、道路交通法違反の容疑で逮捕した。代わりに出頭した25歳の妹の犯人隠避の容疑で調べている。

岡山県警・総社署によると、逮捕された29歳の女は3月19日に倉敷市真備町付近の国道486号で免許停止中にも関わらずクルマを運転。信号待ちのために停車していたクルマに追突し、49歳の女性に軽傷を負わせた疑いがもたれている。

女は通報によって駆けつけた同署員に対して「免許を忘れた」と偽り、妹の名を名乗った。後日に行われた現場検証の際には25歳の妹を現場に向かわせたが、署員が女の顔が違うことに気づいた。事故当時の状況について説明を求めたが、要領を得ないために追及したところ、身代わり出頭を自供。同時に事故を起こした女の無免許運転も明らかになった。

逮捕された女は調べに対し、「無免許運転の発覚を恐れた」などと供述しており、警察では女が免許停止の処分を受けた後も日常的にクルマの運転を行っていたものとみて、追及する方針だ。

《石田真一》

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