レコードチェーンや航空ビジネスで知られる英ヴァージングループのサー・リチャード・ブランソンは、5年以内に代替燃料ビジネスに進出することを、9日付けの英『サンデー・タイムズ』紙とのインタビューで明らかにした。
同紙によると、サトウキビから作られるエタノールを供給する会社バージン・フュエル(Virgin Fuel)を設立し、エタノール・スタンドをイギリス各地に設置する計画という。ブランソン氏は、「ボルボの社長と会い、バージン・ボルボの発売について話あった」とも語っている。
同紙は、5年以内にバージン・ボルボを発売しエタノールスタンドを全英に設置することについて、「過大な計画」と批評しながらも、同氏が、これまで実現してきたことを考えると「本当に実現してしまうかもしれない」との期待も寄せている。