非番の警察官、飲酒起因の横転事故を起こす

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8日深夜、宮崎県延岡市内の市道で軽自動車が縁石に乗り上げて横転する事故が起きた。運転していたのは宮崎県警・延岡署に所属する49歳の巡査部長で、事故の原因は飲酒運転だった。巡査部長は道路交通法違反(酒気帯び運転)の現行犯で逮捕されている。

宮崎県警・延岡署によると、事故が起きたのは8日の午後11時25分ごろ。延岡市北小路付近の市道で、走行中の軽自動車が路肩の縁石に乗り上げて横転した。大音響に気づいた近隣の住民が警察に通報し、これを受けた同署員が現場に急行したが、事故を起こしたのは同署・地域課に所属する49歳の巡査部長と判明。

酒の匂いが漂っていたことからアルコール検知を実施し、その結果として酒気帯び相当量のアルコール分を検出したため、道交法違反の現行犯で逮捕した。

巡査部長はこの日は非番で、このため午後8時ごろから市内の飲食店でビールや焼酎などを飲んだという。飲食店までは自己所有のクルマで出かけたが、運転代行業者が見当たらないことから運転を強行。これが原因で事故を起こしたとみられている。

同署の署長は「警察官としてあるまじき行為で、許されることではない。今後、再発防止のために指導を徹底したい」というコメントを出している。

《石田真一》

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