東京ビッグサイトで5日−7日にわたって開催された「SEA JAPAN2006」で貴重なオートバイが展示されていた。場所はデンマークのエレハマー社のブース。
同社は船舶用のエジェクタポンプや消防ポンプなどを製造しているが、デンマークの名門企業で、航空機事業のパイオニアといわれたデンマークの発明家J. C. H. Ellehammer氏によって1900年代初頭に創立された。
そして、同社初の製品が1903年に作られたこのオートバイである。最高速度は40km/hだが、現在も使用されているという。
造船関係の展示会とあって、会場には大型のディーゼルエンジンや船舶関係の大型の装置が並んでおり、このオートバイは目立たぬようにポツンと寂しそうに置かれていた。