【F1マレーシアGP】決勝…ルノー、横綱相撲

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2006年シーズン第2戦マレーシアGP決勝、19日、灼熱のセパンで行われたレースはルノーが鮮やかな1-2フィニッシュを決めた。ポールポジションからスタートしたジャンカルロ・フィジケラが落ち着いた走りでポジションを守りながら、自身通算3勝目となる優勝を果たした。

チームメイトのフェルナンド・アロンソは7番グリッドと出遅れながら、スタートで3番手まで順位を上げ、ホンダのジェンソン・バトンを2度目のピットストップで抜き去り2位フィニッシュ。ルノーの信頼性の強さとチーム力が光るレースとなった。

一方、初優勝の期待がかかった2位スタートのバトンは中盤のレースペースが上がらず3位に終わった。

4位はマクラーレンのフアン・モントーヤ。2度のエンジン交換で20番グリッド降格のフェラーリ、フェリペ・マッサが1ストップの利を活かして5位。同じフェラーリのミハエル・シューマッハもエンジン交換で14番手スタートだっだが6位に入った。7位ジャック・ビルヌーブ(BMWザウバー)、8位ラルフ・シューマッハ(トヨタ)ともに初入賞を果たした。

フェラーリ勢を筆頭に、ルーベンス・バリチェロ(ホンダ)、デイビッド・クルサード(レッドブル)らもエンジン交換でグリッド降格となり、さらにウイリアムズ、BMWザウバーもレース中にエンジンブローするなど新V8エンジンにとっては非常に厳しいレースとなった。

スーパーアグリF1は佐藤琢磨がトラブルフリーのレースを落ち着いて走りきり14位完走。井出有治はリタイアに終わっている。

《編集部》

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