40年間の無免許を隠ぺいするため、元妻に身代わり依頼

自動車 社会 社会

神奈川県警は6日、交通事故を起こした際に離婚した元の妻に連絡を取り、身代わりを依頼したとして65歳の男を道路交通法違反(無免許運転)や犯人隠避教唆で逮捕した。これに応じた69歳の女についても犯人隠避容疑で書類送検する方針だ。

神奈川県警・戸塚署によると、この男は2月1日の午後5時30分ごろ、横浜市戸塚区戸塚町付近の国道1号で乗用車を運転中、44歳の女性に接触する事故を起こした。

だが、男は無免許であったことから、6年前に離婚した元の妻を呼び出して身代わりになるように依頼。事故の被害者にも口裏合わせを依頼した。しかし、被害を受けた女性はこの事実を警察に通報。事件が発覚した。

警察では2人から任意で事情を聞いていたが、男が無免許であることを隠蔽するために依頼したことを大筋で認めたために道交法違反(無免許運転)や犯人隠避教唆容疑で逮捕した。男は一度も運転免許を取得した経験がないが、これまでに約40年間を運転を続けており、それまでは無事故無違反だった。

《石田真一》

【注目の記事】[PR]

編集部おすすめのニュース