アメリカの工学系大学の最高峰であるMIT(マサチューセッツ工科大学)の大学院生が、空飛ぶクルマの市販化を目指すベンチャー企業を立ち上げた。会社の名前はテラフューギアで、SUV兼スモールエアクラフトの生産、販売を目指す。
クルマは2人乗りで、使用燃料はプレミアムガソリン。160kmから800km程度の距離を1回の飛行で移動することができるという。実際のプロトタイプは2008年完成予定で、早ければ2009年にも実際に市販を開始したい、としている。
空飛ぶクルマに関しては多くのベンチャー企業が生産販売を目指して開発に取り組んでいるが、そのほとんどは小型ジェットの形。MITプロジェクトのユニークな点は、水陸ならぬ水空両用車を目指している点だろう。翼の部分を折り畳むことにより、地上では通常のSUV並みの走行が可能だと言う。
このユニークなプロジェクト、果たして実現する?