進路を塞ぐパトカーに体当たり、職務質問の警官危機一髪

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6日早朝、大阪府守口市内の市道で、路上駐車していた不審車両の運転手に対して警官が職務質問を行おうとしたところ、クルマが急発進してパトカーへ故意に体当たりを繰り返す事件が起きた。クルマはその場から逃走している。

大阪府警・守口署によると、事件が起きたのは6日の午前6時45分ごろ。守口市西郷通1丁目付近の市道をパトロールしていた同署員が、不自然な形で歩道に乗り上げた状態で路上駐車している不審な乗用車を発見。2台のパトカーで周囲を取り囲んだ上で運転していた男に対して職務質問を実施しようとした。

ところがクルマはこの直後に急発進。パトカーへ故意に衝突を繰り返して進路を強引に作り出し、そのまま逃走した。職務質問のために接近した警官や、パトカーに乗っていた警官はクルマやパトカーから離れたためにケガはなかった。

逃げたクルマは事件発生から約45分後に現場から2kmほど離れた門真市内の駐車場から発見されたが、乗っていた男は逃走を続けている。警察では何らかの犯行に関わっている疑いもあるとして、公務執行妨害容疑で捜査を続けている。

《石田真一》

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