5日朝、福岡県広川町から久留米市に掛けての九州自動車道下り線で、走行中のクルマ3台が逆走してきた乗用車と衝突する事故が起きた。乗用車は約2km離れたサービスエリアから逆走を開始しており、警察では運転していた33歳の男を逮捕している。
福岡県警・高速隊によると、事故が起きたのは5日の午前7時ごろ。広川町と久留米市の境界付近の九州自動車道下り線で乗用車が逆走。31歳の女性の運転する別の乗用車と接触した。このクルマはさらに1kmあまり逆走を続け、29歳の男性が運転する別のクルマと衝突。避けきれなかった後続車も巻き込まれた。
逆走車を運転していた33歳の男から酒気帯び相当量のアルコール分が検出されたことから、道路交通法違反(酒気帯び運転)の現行犯で逮捕している。
クルマは広川サービスエリアから上り方向に逆走を開始しており、警察では男がどこで飲酒したのかを調べている。