25日、本田技研工業がインターナビの取り組みと新たに投入される通信費定額サービスの記者説明会を行った。
冒頭、本田技研工業インターナビ推進室の今井武室長は、現在のインターナビの課題を紹介した。
「日本では自動車メーカーがBluetooth(ブルートゥース)対応を進めているのに、キャリアのBluetooth携帯電話のラインナップが少なく、なかなか普及しない。また、キャリアが第2世代携帯電話と第3世代携帯電話でコネクターの仕様を変更するなどして、インターナビが利用できないユーザーがいる」と、携帯電話とインターナビの接続において課題があると指摘。
その上で、利用料金が気になってインターナビの利用を躊躇するユーザーもおり、「定額で使い放題の通信サービスが望まれていた。今回の通信費定額サービスはその声に応えたもの」と話した。
既報の通り、ウィルコムの端末とインフラを使う今回の通信費定額サービスでは、PCMCIAの専用通信カードは8400円、月額利用料金は1050円になる。ホンダとウィルコムでは、今回のサービス開始キャンペーンとして2005年12月15日から2006年1月25日申し込み分まで、通信カード価格が4200円になるキャンペーンを行う。