GMサーブブランドのラインアップ充実の一環として以前から噂のあった、ポンティアック『ソルスティス』をベースとした2シーターロードスター。どうやらその開発計画は流れたようだが、別個に2シータースポーツカーの開発・製作が進められているという。
来2006年のジュネーブモーターショーに出品される可能性が高い2シーターは、60年代のサーブ『ソネット』の現代版、という位置づけになる。
さらに、サーブでは『9-4X』という小型SUVの開発にも着手したと言われている。BMW『X3』をライバルに想定したラグジュアリースモールSUVで、小型キャデラックのプラットフォーム流用が本命視されている。
これは本来スバル『B9トライベッカ』ベースで開発が予定されていたモデルだが、GMのスバル売却で計画が遅れ、おそらく2009年モデルイヤーあたりに登場するものと思われる。
2シータースポーツカーが実際に市販化されるかどうかは、モーターショーでの評判次第になりそうだが、サーブのラインアップ充実作戦は今後も続きそうだ。