マツダ『プレマシー・ハイドロジェンREハイブリッド』は、「RENESIS」水素ロータリーと電気モーターを組み合わせたハイブリッドカーだ。
まだ実験段階で、スペックや仕様は未定とのことだが、現時点での暫定仕様をみると、ハイブリッドユニットは駆動用モーターおよびモーター兼発電機からなる2モーター方式。フォード『エスケープハイブリッド』の構造を継承しているものと推測される。エンジン出力を発電と駆動に適宜振り分けるシリーズ・パラレル方式だ。
このユニットを使用した場合、純水素での航続距離を10-15モードベースで100%伸長でき、200kmに達するという。なお、このREは水素とガソリンのバイフューエル仕様で、水素を使い切ったあとはガソリンで走行可能だという。
もちろんその場合もハイブリッドシステムは有効。室内はノーマルモデルの3列目シートを取り去って水素タンク(内圧350MPa)を設置し、乗車定員は5名となっている。