この秋にフルモデルチェンジが予定されている、新型日産『ウイングロード』のプロトタイプが公開された。新型はメインターゲットをアクティブな20代の男性に設定し、現代の若者の行動や消費傾向を徹底的に分析して開発が進められている。
「アクティブライフをサポートするスタイリッシュで使いやすいコンパクトワゴン」をコンセプトに掲げ、ラゲッジ周りにはサーフィンやスノーボードを趣味とするアクティブなユーザーに向けた装備を満載し、インテリアでは友人を大事にする最近の若者のライフスタイルを取り入れ、快適な室内空間を作り上げている。
新型ウイングロードの商品企画を担当した、日産自動車商品企画本部の中村修さんは「ウイングロードは今まで、20代から30代の若年層に圧倒的に支持されてきた傾向があり、新型はさらに若者にフォーカスした装備やデザインを採用しています」
「主なアピールポイントとして挙げられるのは、自由自在に使える室内空間、ラゲッジのワゴン機能、気持ちよく走れる動力性能です。特にラゲッジ周りには、若い方の行動をリサーチし、レジャーシーンで特に便利な使い勝手を実現したつもりです。動力性能に関する部分は、好評の『ティーダ』と同じパワートレインをワゴン用にアレンジして使っています」とコメント。
確かに新型ウイングロードは、サーファーやスノーボーダーの、かゆいところに手が届く装備が満載されている。このユーティリティならば、アクティブな若者の心を捉えることができるに違いない。