オペルは12日の特別プレスデイから始まったフランクフルトモーターショーで、スポーティなオフロードクーペのコンセプト、『アンタラGTC』を発表した。躍動的なオペルデザインによるSUVの解釈だとメーカーはいう。
GTCはグラン・ツーリズモ・クロスオーバーの頭文字。3ドアボディは全長4530×全幅1970×全高1640(mm)。
たとえ止まっているときでも‘冒険’を感じられる、とGMデザインヨーロッパの取締役ブライアン・ネスビットはいう。「オペルのデザイン言語でSUVを表現した。伝統的なオフローダーと比べると、アンタラGTCの得意分野はオンロードだ」
フードの下には1.9リットルCDTI・4気筒のツインターボ仕様(212hp、400Nm)が収まる。他の量産型1.9CDTIエンジン搭載車と同じくメインテナスンフリーのDPF(ディーゼル微粒子フィルター)を装着する。
コンピューター・シミュレーションによれば最高速度は210km/h、0-100km/h加速は8秒前後だという。