フォードが380万台ものSUVのリコールを発表した。問題はクルーズコントロールのスイッチ部分で、発火の恐れがあるという。
対象となるのは1994年から2002年モデルの『F150』ピックアップ、『エクスペディション』、『ブロンコ』、『リンカーンナビゲーター』で、現在までに発火などのクレームが550件寄せられていると言う。
今回の380万台という規模は、アメリカのリコール史上でも5番目という台数の多さ。しかもこの不良箇所が原因と考えられる死亡事故も3件起こっている。
フォードでは以前に同様の問題で2000年モデルの乗用車80万台をリコールしており、徹底した内部調査に欠けていたという批判はまぬがれそうにない。