「バイクがうるさい」と、自転車の中学生を襲撃

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徳島県警は12日、自転車で通行していた男子中学生2人に棒状の農機具で殴りかかって軽傷を負わせたとして、徳島市内に在住する66歳の男を傷害容疑で逮捕した。男は「バイクの騒音に腹を立てていた」などと話しているが、襲撃された中学生とバイクは関連が無く、警察では男を厳しく追及し、事件の動機を調べている。

徳島県警・徳島西署によると、傷害容疑で逮捕されたのは徳島市内に住む66歳の男。この男は11日の午後6時30分ごろ。徳島市国府町府中付近の市道を自転車で通行していた15歳の男子中学生2人に対し、棒状の農機具を振りかざして襲撃。全治7-5日間の軽傷を負わせた疑いがもたれている。

男は通報によって駆けつけた同署員によって逮捕されたが、取り調べに対しては「付近を走りまわるバイクの騒音がうるさく、腹が立っていた」などと供述している。しかし、被害を受けた中学生2人は自転車で通行しており、男が主張するような騒音とは無関係だった。

警察では男を厳しく追及し、事件を引き起こした動機について詳しい調べを進める方針だが、逮捕直後の男は興奮状態であまり話を聞けていないという。

《石田真一》

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