【ルマン05】アウディまた優勝、クリステンセン7勝

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フランス、サルト・サーキットで開催されたルマン24時間耐久レースは19日夕刻フィニッシュ、アウディ「R8」に乗るトム・クリステンセン/JJレート/マルコ・ヴェアナー組が370周で優勝した。

記録的な23万人の観客を集め、気温35度の熱気の中、45台が24時間後のフィニッシュをめざした。アウディR8勢は信頼性と安定性を発揮し、1位、3位、4位を獲得した。

3号車クリステンセン/レート/ヴェアナー組のチャンピオンレーシングはチーム初優勝、またアメリカチームが優勝するのは1967年以来。さらにクリステンセンはジャッキー・イクスを抜き、ルマン通算7勝の新記録となった。

クリステンセンは驚異的なパフォーマンスを見せた。トップ走行中の日曜日正午ごろ、2番手ペスカローロスポーツとの差が1ラップ未満になると、クリステンセンは30分をコクピット内で延長、ドライバー交代を1回省略、時間を稼いだ。

プレイステーションなどが後援するペスカローロスポーツは16号車が2位でフィニッシュ。ドライバーはエマヌエル・コラール、クリスフ・ブーヨン、エリック・コマス。マシンはペスカローロ・ジャッド。

3位の2号車フランク・ビエラ/アラン・マクニッシュ/エマヌエレ・ピロ組(チャンピオンレーシング)は日曜日朝まで優勝を争う位置にいたが、パンクからサスペンション交換に至り後退した。

アウディのマルティン・ビンターコルンは、勝利を喜ぶとともに「2006年シーズンのモータースポーツ計画は今年秋までに詳細を決める。ただ06年シーズン向けにアウディスポーツがスポーツプロトタイプを開発中なのは隠すまでもない」とコメント。

《高木啓》

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