いすゞもハイブリッドカーに参入、エルフに設定

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いすゞ自動車は、小型トラック『エルフ』に、新たにディーゼルハイブリッド車を設定し、18日から一部の大手物流企業向けに先行発売する。一般ユーザー向けの販売は、今年6月中旬の予定。

今回新たに設定するエルフディーゼルハイブリッド車は、車両の減速エネルギーを有効利用することで、低CO・省燃費を実現する低公害車だ。

小型トラックのハイブリッドカーを国内に投入するのは日野自動車(トヨタ自動車)に続いて2社目。軽油を燃料とするため特別なインフラが不要で、使用地域を問わないことをアピールして低公害車として販売を促進する。

エルフディーゼルハイブリッド車は、小型トラックに最適ないすゞ独自のハイブリッドシステムを採用する事で、ハイブリッド車の中でも優れた燃費性能を確保すると共に、耐久信頼性・安全性も追求した。

「4HL1」ディーゼルエンジンをベースにハイブリッドシステムを構築した。

モーターによるエンジンの動力アシストに加え、高効率のエネルギー回生と省燃費域での自動変速を可能とした「スムーサーEオートシフト」、アイドリングストップ&スタートシステムの採用で、トップクラスの燃費を実現した。

ハイブリッド車の燃費評価として一般的に使われる「M15」モードで燃費の35%向上、通常の市街地走行でも約10−20% 向上させた。これにより地球温暖化の要因とされるCOもM15モードで25%低減した。

販売計画は年間600台。価格は479万3250円。

《レスポンス編集部》

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