【愛・地球博】アクセスガイド…セキュリティチェックで弁当NG

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スムーズに万博会場に到着したとしても、実はゲートを通過して会場内に入るまでにもうひとつの関門がある。それは空港以上の体制で行われるセキュリティチェックだ。

愛・地球博は「テロ対策」を名目として、各入場ゲートで2種類のチェックが行われている。手荷物の開封検査と金属探知機による検査がそれだ。

開封検査では危険物を持ち込んでいないかを警備スタッフが目視で検査するが、愛・地球博においては、外部から持ち込まれるペットボトルと弁当類が危険物と同列の扱いを受ける。

これらはゲート通過までに破棄することを要求される。水筒については基本的にOKだが、ペットボトルを転用するタイプの水筒はNG。中身を入口までに廃棄するように要求される。

持ち込みペットボトルの破棄について、2005年日本国際博覧会協会では「危険な液体を持ち込む可能性があるため」と説明している。たしかにサリンなどの毒ガスは液体なのだが、いささか過剰な反応ともいえる。

また、弁当類の持ち込みについては、食中毒対策を理由に個人客の場合には認められない。学校が主催する遠足などで、協会が事前認可したものについては例外措置を認める…としている。

食物アレルギーなどがあるなど、会場内での飲食物調達が難しい場合にも協会に事前確認を取る必要がある。

グレーゾーンといえるのが菓子パン類だ。内覧会当日は菓子パンの持ち込みについては破棄を迫られなかった。ただし、サンドイッチなどの調理パン(惣菜パン)についてはダメ。線引きの基準は「加熱調理されているか、否か」のようだった。

これらを持参している場合、入口前で必ず破棄させられることになる。

ゲートを可能なかぎり早く通過したい場合には「最初から持ち込まない」、あるいは「持ち込んだペットボトル飲料はゲートまでに消費すること」がベスト。

金属探知機については、空港設置のものよりも感度が高めに設定されているようだ。このため、ポケットに入れたキーや携帯電話などには敏感に反応する。金属系のものはすべてポケットから出してトレーに載せた上で探知機を通過したい。そうすれば面倒な再チェックを受ける必要もない。

《石田真一》

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