トヨタF1がマレーシアGPで初表彰台(トゥルーリ、20日)。しかしトヨタもホンダもF1参戦は、日本人にとってマーケティング的にそれほど影響がないことが調査の結果、判明した。
ガリバーインターナショナルのガリバー自動車流通研究所が行なった、モータースポーツについてアンケートの結果だ。対象は20歳−39歳で自動車に関心のあるインターネットユーザー、有効回答数:300人(調査協力:インフォプラント)。
問い:佐藤琢磨選手がF1優勝を目指すことで、あなたのホンダに対する企業イメージはどのように変わりますか?
●もともとイメージが良く、あまり変わらない 30%
●もともとイメージは良くも悪くもなく、あまり変わらない 29%
(回答選択肢上位)
問い:「パナソニック・トヨタ」の飛躍が期待されることで、あなたのトヨタに対する企業イメージはどのように変わりますか?
●もともとイメージが良く、あまり変わらない 34%
●もともとイメージは良くも悪くもなく、あまり変わらない 30%
(回答選択肢上位)
トヨタとホンダがF1に力を入れるのは基本的にイメージ戦略である。F1が育ってきた土壌を考えると、ヨーロッパ市場を見据えているのは明らかだが……。