新たな自動車メーカーがまた一つ生まれる。ジュネーブモーターショーで初めて国際舞台に踊り出たのは、スペインの新興メーカー、トラモンターナ。
トラモンターナは、まるでフォーミュラカーのようなデザインを持ち、タンデム2シーターでV12エンジンを搭載するスポーツカーのモックアップを展示した。
アルミのスペースフレームに搭載されるエンジンは他社からの流用ではなく、自社開発しているものだという。
展示されたモデルは「まだ初期段階のプロトタイプ」とのことで、エンジンルームを見ることははできなかった。またディテールもこのまま量産されるわけではないようだが、インテリアの床面はフローリングとなり、その他の本杢部品には「漆塗り」が施される、とのこと。
このスポーツカーの名称は公表されていないが、06年の秋に発売を開始し、年産12台のペースで生産するとアナウンスされている。