クラクションを鳴らされた男、女性を引きずり出して殴打

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4日、栃木県小山市内でクラクション鳴動を巡る交通トラブル事件が発生。21歳の女性が自分の顔面を数回殴打した男の逃走を防止しようとクルマにしがみついたが、振り落とされて重傷を負っている。

栃木県警・小山署によると、事件が起きたのは4日の午後10時ごろ。小山市駅南町付近の市道を乗用車で走行していた21歳の女性が、前方をフラフラとした挙動でゆっくりと走る軽自動車を発見。危険を感じたためにクラクションを鳴らした。

軽自動車は近くの駐車場前で女性のクルマの行く手を遮るように停止。降りてきた男が女性のクルマに歩み寄り、ドアを開けて女性をクルマから引きずり出し、顔面を拳で数回殴打した。

男はそのまま自分のクルマに戻って逃走しようとしたため、女性は制止しようとクルマの屋根にしがみつくなどしたが、男は構わずにクルマを発進させた。

女性はそのまま約800mに渡ってクルマに引きずられ、最終的にはクルマから振り落とされた。女性は足などを打撲する重傷を負っている。

複数の目撃者からの通報を受けて通報した警察はパトカーでクルマを抑止。5日未明までに男を傷害の容疑で逮捕している。

警察の取り調べに対して男は容疑を大筋で認めているという。

《石田真一》

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