JDパワーアジア・パシフィックが8日発表した中国自動車市場での2004年新車初期品質調査によると、7セグメントのうち、ホンダが3セグメントでトップとなるなど、日本車が4セグメントで首位を確保した。
ホンダは中国市場で最も量の多い「エントリーミッドサイズ」で『フィット』がトップとなったのをはじめ、「プレミアムミッドサイズ」で『アコード』、「MPV」で『オデッセイ』がトップにランクされた。広州ホンダで生産するすべての車種が1位となった。
日本車ではこのほか、トヨタ自動車の『カローラ』が「ミッドサイズ」でトップだった。中国で最も販売が多いVWは1車種も首位に立てず、日本メーカーの品質面での優位性が際立っている。
調査は新車購入後2−6カ月を経過したユーザー5621人から回答を得て、100台当たりの不具合指摘件数の少ない順にランキングしている。