開幕戦を今週末に控え、ドライバー間の牽制も激しさを増している。このところ目立つのがミハエル・シューマッハ(フェラーリ)対ジェンソン・バトン(B・A・R・ホンダ)の戦い。
先制攻撃に出たバトンはBBCラジオに出演した際に、「フェラーリが永遠に勝ち続けることは不可能。05年の目標は表彰台のてっぺんからミハエルを見下ろすこと」と発言した。
25歳の若造から挑戦状を叩き付けられた状態のシューマッハだが、さすがに36歳のベテランとあって冷静な反応を見せている。
開幕まで数日を残すのみとなり、「もうおしゃべりにかまけているヒマはない。もはや結果を証明するのみだ。ドライバーとしてのジェンソンは僕にとってはまだクエスチョンマークさ。でもポテンシャルが伸びる可能性もあるからね」とチクリ。
この争いの続きはアルバートパークのトラック上で見られそうだ。