乗り込むとクルマが大きくなったぶんだけ広いという感じはしない。BMWらしくある程度のタイト感を残している。ダッシュボードもちょっと前のBMWのようにドライバー優先のコクピット感が出ている。iDriveのモニター画面とセンターコンソールが少しだけ運転席側に向いているのだ。
シートはたっぷりとした座り心地になった。ヒップの押さえはよく骨盤も起きるのでよい。走り始めるとしなやかなのに腰があるという感じだ。ソフト感があるのにブルブルしないのが不思議だ。
乗り心地も快適性もハンドリング性能もボディと一緒にふた回りレベルアップしたようだ。
ここでドイツ本国での価格を書いておこう。ついでに日本導入を予定しているモデルとトランスミッションの種類も書いておく。
(MTベースの本国価格) (日本導入予定)
BMW 318i 25.300,-Euro なし
BMW 320i 27.100,-Euro MT/AT
BMW 325i 31.900,-Euro AT
BMW 330i 35.900,-Euro AT/SMG
BMW 320d 29.650,-Euro なし
日本導入スケジュール
・4月中旬 プレス(価格・仕様・装備など)発表 予定
・5月販売開始 予定
ニュー『3シリーズ』の見た目はこれまで以上に筋肉質になり若返った感じがするが、実際に乗ってみるともの凄く上質になった感じだ。これによりビギナーからベテランまで幅広い層を惹きつけると思う。スイートスポットが非常に大きくなったクルマだ。