自動車事故対策機構は18日、つくば市内の日本自動車研究所(JARI)において、2004年度の自動車アセスメント衝突試験の模様を報道陣に公開した。
この日に公開された実験は、日産『ラフェスタ』を対象としたオフセット衝突実験。アルミ製のハニカムバリアに64km/hでクルマを衝突させ、乗員への加害性を検証するというもの。
衝突エネルギーを車体幅の40%で受け止めるため、車体の破損は大きくなり、乗員への影響も増してくるというわけだ。
実験結果は当日には公表されないので詳細は不明だが、運転席側と助手席側のドアは衝突後も片手で開ける状態。前部は大破したものの、ラフェスタ自慢のパノラミックルーフも割れることはなく無事だった。