マツダの井巻久一社長は2日、東京モーターショーのプレスブリーフィングで、水素とガソリンの両方を燃料に使える『RX-8』水素ロータリー」が先週、国土交通省から公道テストの認可を得たことを明らかにするとともに、今後2年以内にリース販売を開始すると表明した。
水素ロータリー技術は、昨年の東京モーターショーで公開されていた。井巻社長は「開発は順調に進展している」と述べ、実用化に自信を示した。来年2月には広島の本社内に水素ステーションも設置、試験走行を本格化させる計画という。
また、同社は水素ロータリー関連として電気モーターをアシストに使う「水素ロータリーハイブリッド」の開発にも着手しており、カットモデルを技術展示している。