欧州市場のエントリーブランドとしてシボレーの展開を意図するGMは、シボレーの新型3車種をパリで披露する。いずれも2年前にGMグループとなった韓国のデーウ社が開発したものだ。
まず『S3X』は全長4639mm、全幅1848mm、全高1722 mmの7シーター・オフローダーのコンセプト。量産予告で、デザイン、設計、生産、すべて韓国で行なわれ、2006年に市販される。
ショーモデルはハイブリッド駆動(詳細はショーで発表)だが、量産仕様はディーゼルを搭載。欧州では最初のディーゼル駆動シボレー車となる。
もう1台のコンセプトカーは『M3X』。次期『マティス』シティカーの予告で、量産仕様の発売は05年春と明らかにされた。
全長3.5m、全幅1.5mと日本の軽自動車よりひとまわり大きい。エンジンは1.0リットル(47kW/64HP)で、最高速度は145km/hを超えるという。
量産車のデビューは『カロス』の3ドア。定評を得ているコンパクトカーにスポーティな仕様の追加である。