【パリモーターショー04】シバックス エクスティーレはジャパニメーション

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【パリモーターショー04】シバックス エクスティーレはジャパニメーション
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プロトタイプ制作やデザインモデル制作でメーカーに協力するデザイン開発会社シバックス(神奈川県横浜市)は、23日から始まるパリモーターショーに、自主制作コンセプトカー『XTILE』(エクスティーレ)を出品する。

車名は「X」と「STILE」との造語。「X」は「超える、交錯する、未知の」という、「STILE」は「スタイル、様式」という意味だ。「既存の枠を超え、事象の交錯によって新たなスタイルを生み出す」のが目的のコンセプトカーだ。

キーワードは「ジャパニメーション」(Japanese Animation)。製品の機能や品質が均質化した現代、それらを差異化するのは「キャラクター」だ。いっぽうアニメや登場するキャラは、メッセージを明確に伝えるために、ディティールやストーリーが練り込まれている。

シバックスでは、このような「アニメの手法」は「記号の精密な再構成」であると考え、こうした魅力に満ちたクルマをデザインしたいと考えた。

エクスティーレでは、本格的なスポーツカー・パッケージを追求しながら、世界から注目されるジャパニメーションを発想の基点とし、スポーツカーとしてのデザイン要素を再構成、超現実的なキャラクターとしての魅力をデザインすることを試みた。

《高木啓》

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