オープンカーの男性、催涙スプレーを噴射される

自動車 社会 社会

13日、大阪府堺市内で、乗用車を運転していた男性が信号待ちのために停車した際、後続車に乗っていた若い男2人に因縁をつけられ、催涙スプレーで襲撃される事件が起きた。

男たちは助手席側に置いてあった現金35万円入りのバッグを盗んで逃走しており、警察では交通トラブルを発端とした強盗傷害事件として捜査を開始している。

大阪府警・堺北署によると、事件が起きたのは13日の午前1時ごろ。堺市大浜中町3丁目付近の府道で、乗用車(スポーツタイプのオープンカー)を運転していた41歳の男性が信号待ちのために停車した際、後続車に乗った2人組の若い男から「ちゃらちゃらした運転をするな」と因縁をつけられ、同時に催涙スプレーのようなものを顔面に噴射された。

男性は目に刺激を感じてうずくまったが、2人組はこの隙に助手席に置いてあった現金約35万円の入ったバッグを奪い、そのまま逃走した。男性はスプレーを顔面に浴びたことから、目に炎症を起こすなどの軽傷を負い、病院で手当を受けた。

警察では交通トラブルを起因とした強盗傷害事件として捜査を開始している。逃げた男は2人とも20歳代で、白っぽいクルマで北に向かって逃走したという。

《石田真一》

【注目の記事】[PR]

編集部おすすめのニュース