17日、兵庫県太子町内の国道2号線で、走行中の軽トラックに後方から走ってきた乗用車が激突する事故が起きた。
この事故で軽トラックを運転していた男性が車外に放出され、近くの病院に収容されたが意識不明の重体となっている。激突した側のクルマは現場から逃走しており、警察では重傷ひき逃げ事件としての捜査を開始している。
兵庫県警・交通機動隊によると、事故が起きたのは17日の午前8時30分ごろ。太子町上太田付近の国道2号線・太子竜野バイパス下り線で、64歳の男性が運転する軽トラックの後部に、後方から猛スピードで走ってきた乗用車が激突した。
この事故によって軽トラックを運転していた男性はフロントガラスを突き破って車外に放出され、車両から数メートル離れた路上に叩きつけられた。
男性はすぐに近くの病院に収容されたが、頭を強打しており意識不明の重体。男性がシートベルトを着用していたかどうかについては、わかっていない。
後方から激突したクルマは、事故後そのまま止まらずに現場から逃走しており、警察では重傷ひき逃げ事件として捜査を開始した。逃げたクルマは男が運転する深緑色のライトバンで、車名はまだ判明していない。
現場は片側2車線の見通しの良い道路。元々は一般有料道路だったが、4年前に無料化されている。