14日、鳥取県鳥取市内のスーパーマーケット駐車場で、72歳の男性が運転する乗用車が暴走した直後に建物の壁面に突っ込む事故が起きた。この事故によって運転していた男性が負傷し病院に搬送されたが、約1時間後に胸部強打により死亡している。
鳥取県警・鳥取署によると、事故が起きたのは14日の午後5時ごろ。鳥取市正連寺付近にあるスーパーマーケット駐車場で、72歳の男性が運転する乗用車がバックでフェンスに衝突。その直後に今度は猛スピードで前進し、約30mを走り抜けた上でスーパーの建物壁面に激突した。
激突でクルマは大破。乗っていた男性は半身を車外に放出するような形となった。客や店員らに救助された男性は近くの病院に救急車で運ばれたが、約1時間後に胸部への強い打撲が原因で死亡している。
夕方の混み合う時間帯だったが、男性以外の負傷者は発生していないという。
運転していた男性は間違えてバックしたところ、さらにブレーキとアクセルを踏み間違えたことでパニックに陥いり、アクセルを踏み込んだまま前進動作をしたことが事故につながったようだ。