ヨーロッパ・ラウンドの幕開けとなるサンマリノGP、決勝は25日。土曜日の予選でポールポジションを獲得したのは、B・A・R・ホンダのジェンソン・バトン! 2戦連続表彰台と波に乗るバトンがスタートを無事に決め、序盤はトップをキープした。
しかし1回目のピットストップで順位を逆転した2位スタートのミハエル・シューマッハ(フェラーリ)がその後のレースを支配し、開幕4連勝を飾った。バトンはそのまま2位をキープ。自己最高となる2位でレースを終えた。3位にはウィリアムズのフアン・モントーヤ。4位、5位にはルノー勢が続いた。
スタートで順位を上げ、一時は4番手を走行するなど入賞圏内を保ってレースを続けていた佐藤琢磨だったが、残り5ラップでエンジンブローし、リタイアとなった。琢磨のリタイアによりマクラーレンのキミ・ライコネンが8位入賞で今季初のポイントゲット(1ポイントだが……)。
ヨーロッパラウンドに入って巻き返しを図りたいトヨタだったが、オリビエ・パニスは11位完走。クリスチアーノ・ダマッタはリタイアに終わっている。