アウディはニューヨークショー(ニューヨークモーターショー、一般公開:9−18日)に全米で7月16日ロードショー封切りの映画『アイ,ロボット』の劇中車として開発した『RSQスポーツクーペ』を持ち込んだ。
映画はウィル・スミス主演、2035年のシカゴが舞台の近未来ミステリー映画だ。
アウディといえばトムクルーズ主演の『ミッションインポッシブルII』に『TTロードスター』が登場したが、RSQスポーツクーペは映画用に設計されたコンセプトカー。ドイツメーカーが映画用の車をモックアップから製作するのは初めて。
RSQスポーツクーペのスペック詳細はミッドシップスポーツカーという以外明らかにされていないが、特徴的なリアヒンジ式ドア「バタフライ・アクション・ドア」から、主人公が乗り込んでゆく室内はジェット戦闘機のコックピットをイメージしているとのことだ。
SF映画といえば、先に公開されたトムクルーズ主演の『マイノリティ・レポート』でも、2054年という時代設定にリアリティを持たせるべく現行のブランド「レクサス」が登場した。
ハリウッド映画と自動車のコラボレーションは、ショービズの世界でのスタンダードとなりつつある。