17年間も無免許「ずっと安全運転」と開き直り

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北海道警は6日、1987年に運転免許取り消しとなって以来、17年間も無免許運転を続けていた68歳の男を5日までに道路交通法違反(無免許運転)容疑で逮捕した。

駐車違反の摘発を受けた際、義理の弟にあたる人物に出頭を依頼していた疑いもあり、警察では車庫法違反や犯人隠避容疑でも調べを進めている。

北海道警・小樽署によると、この男は今年3月17日の午後、小樽市稲穂4丁目付近の市道を自己所有の軽トラックで走行していたところ、同署が行っていた交通検問によって発見、摘発された。

その後の調べで、この男は違反点数累積によって1987年に免許取り消しの処分となって以降、免許の再取得を行わないまま無免許運転を続けていたことが明らかになった。

男は継続的にクルマの運転を行い、駐車違反で摘発を受けたときには57歳になる義理の弟に身代わり出頭をするように頼み、これを行わせていた。警察では義理の弟からも犯人隠避容疑で事情を聞く方針だ。

逮捕された男は警察の取り調べに対し、「安全運転をしてきたから今までは捕まらなかった」と供述。反省している様子はほとんど見られないという。

《石田真一》

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