いすゞ、国内営業トップにドロッソス氏を起用

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いすゞ自動車は、4月1日付けで、米ゼネラルモーターズ(GM)出身のベイジル・ドロッソス副社長を、国内営業部門のトップにあたる営業本部長に据えた。自動車メーカーで国内営業のトップに外国人を起用するのは初めて。

自動車メーカーの国内営業部門は、外資系となったメーカーでも、普通は日本人がトップに就いている。外国人よりも日本人の方が、当然、国内の市場や販売の実状に精通しているほか、販売会社とのやりとりで言葉の壁もないからだ。

さらに、大型車メーカーの場合、社長自らが全国の顧客企業を訪問し、トップセールスを行うこともめずらしくない。国内営業のトップとなれば、全国行脚を日常茶飯事のように行う必要がある。

ドロッソス氏の国内営業担当はどのような狙いがあるか定かではないが、当面は、同氏がどのような営業手腕を発揮するのか注目される。

《編集部》

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