ジェイアール東日本企画は2日、JR山手線を走る電車2編成に対し、トヨタ『プリウス』の車体広告を掲出することを明らかにした。電車の車体にほぼ実物大のプリウスをラッピングによって描き出すというものだ。1両あたり1台、合計22台のプリウスが山手線の線路を駆け抜けることになる。
これは電車の車体側面を広大なキャンバスに見立てたもの。車体に広告を掲出するという例はこれまでにもあるが、JR山手線においてフリーデザインの広告を掲出するのは今回が初となる。
JR山手線を1周すると34.5kmとなるが、新型プリウスの1リッターあたりの走行距離は35.5km(公称値)で、山手線よりもわずかに長いことになる。もちろんこのことも車体広告に明記される。
掲出期間は今月7日から10月10日までだが、3日からは名古屋市営地下鉄と大阪市営地下鉄の2路線でも同様の車体広告を掲出している。東名阪の三大都市で同様の車体広告を同時に展開するのも今回が初めてだという。